Archive for 10月 2012

hp-16c

ついにGETしました!

hp16c

hp16c

hp-16c (Hewlett-Packard 16C) を、ね。

この電卓は変わり者で、プログラマのためのと言いますか、特殊な計算をする技術者用の関数電卓です。

16進電卓とも言われている方もいますね。

外観はこんな感じです。マニュアルも同時にGETしたので、フムフムと現在勉強中です。

こんな電卓があるなんて、数年前までは知りませんでした。

昔々、hpの電卓は、新宿だったかな?ショーケースの中に電卓があり、「何だろう?このゴツイ電卓は?」とたまに眺めていたものです。でも、そのときもhp-1xcシリーズは確か販売されておらず、後になって記念発売という事でhp-15c Limited Editionを知り、こんなカッコいい電卓があるんだ!と感激しました。

このhp16cは、1982年から89年まで発売されており、日本ではどれだけ販売されたのでしょう。

2,8,10,16進数の演算を主に行うもので、10進数の実数演算はf+floadキーを押さなければならないのです。

最近のWebプログラマには殆ど必要がないものかもしれないが、PICやAVR等好きの組み込みプログラミングをされる方には必要な電卓かも知れません。

この電卓もHPで主に使われているRPN(逆ポーランド記法)で入力、演算を行います。RPNについては、後日ご紹介しますね。

hp16cはプログラミングも出来ますが、さて何を計算しましょうかwww。通常の科学技術用関数電卓とは違い、物理計算をするわけではないので具体例を探すのは大変ですw。

『電子立国 日本の自叙伝』を久しぶりに見た

1991年にNHKスペシャルで放送された『電子立国 日本の自叙伝』を久しぶりに見ました。

電子立国 日本の自叙伝DVD

電子立国 日本の自叙伝DVD

この番組は、パソコンの「パ」の字も知らない男性二人が、番組内で調べた電子部品、電子機器等の生い立ちから生産過程、その原理などを紹介してくれるものです。

単なる技術情報番組ではなく、「電子立国 日本」の歴史や技術者、企業などの成功や苦労も紹介してくれているので、私にとってはいつまでも記憶に残る番組でした。

第4回(全6回)は「電卓戦争」という題で、電子立国日本のさきがけとなった卓上型電子計算機(電卓)の歴史が紹介されている。

私が中学生かな?高校生かな?その当時非常に魅力的に思い、いまだに手に入れたい電卓がある。

Sharp EL-5100

この電卓は数字を表示する液晶が黄色く、そのカッコ良さと言ったらたまらないものがあった。

Sharp EL-5100

Sharp EL-5100

今売られている電卓は、どうしてあんなに丸みを帯びているのだろう・・・。不思議でならない。

EL-5100は、液晶にドットマトリックスを採用し、アルファベットも綺麗に表示できるものだった。どうして黄色い液晶を採用しているのかは定かではないが、この当時の電卓にはたまに採用されていたようである。

61関数、4BitのCPU、動作速度も早くないだろうが、もしネットのオークションで見つけたらGETしたい一品である。