Archive for システム&プログラミング

Aplicot [MSP430Trainer]

お久しぶりです。
正月以来、ブログをサボってしまいました(汗

その間に色々な作業をし、電子工作の技術もかなり向上いたしました。

で、こんなものを作りました^^

『Aplicot [MSP430Trainer]』

Aplicot

Aplicot

まだ写真しかお見せできませんが、シングル・ボード・コンピューターです。

MCU (Micro Control Unit)にTI社のMSP430G2553IN20を使用しています。

100%手作り!結構綺麗に出来たと、われながら感心していますw
詳しくは後ほど・・・^^

これでアセンブラの勉強をしましょう!

PHPの脆弱性をついたアクセス

今朝、開発日和・・・WEBサーバのアクセス・ログを眺めていたら、PHPの脆弱性を突くようなコードがポストされていました。

引数に、
allow_url_include
auto_prepend_file
-n (コマンドライン引数)
-d (コマンドライン引数)
/etc/passwd
などがあり、明らかにパスワードファイルを狙ったポストでした。

開発日和・・・のサーバは、現在のところ最新のパッチをあてているので特に問題は無いのですが、面白そうなので色々調べてみました。

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TI MSP430 Launchpad(その1)

MPS430G2553_01

MSP430 LaunchPad

以前、秋葉原の千石電商で論理回路のICを探してたら、Texas Instruments社製の「MSP430 Value Line LaunchPad Development Tool」というマイコンボードを発見し買って来ていました。
本業が忙しく なかなか遊ぶことが出来ないのですが、忘れちゃいけないなって思い開発日和・・・に書いていこうと思います。

価格は500円程度で、「MSP430G2553IN20」とあと1つLSIが付属しており大変なお得感がありますw。

Launchpadに付属しているMSP430G2553は20DIPで、スペックは右表の通りです。動作周波数16MHz、16BitマイコンでメモリはRAM(Flash):16kB、SRAM:512B、タイマーは2ch持っており、内部に温度センサも持っています。

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『電子立国 日本の自叙伝』を久しぶりに見た

1991年にNHKスペシャルで放送された『電子立国 日本の自叙伝』を久しぶりに見ました。

電子立国 日本の自叙伝DVD

電子立国 日本の自叙伝DVD

この番組は、パソコンの「パ」の字も知らない男性二人が、番組内で調べた電子部品、電子機器等の生い立ちから生産過程、その原理などを紹介してくれるものです。

単なる技術情報番組ではなく、「電子立国 日本」の歴史や技術者、企業などの成功や苦労も紹介してくれているので、私にとってはいつまでも記憶に残る番組でした。

第4回(全6回)は「電卓戦争」という題で、電子立国日本のさきがけとなった卓上型電子計算機(電卓)の歴史が紹介されている。

私が中学生かな?高校生かな?その当時非常に魅力的に思い、いまだに手に入れたい電卓がある。

Sharp EL-5100

この電卓は数字を表示する液晶が黄色く、そのカッコ良さと言ったらたまらないものがあった。

Sharp EL-5100

Sharp EL-5100

今売られている電卓は、どうしてあんなに丸みを帯びているのだろう・・・。不思議でならない。

EL-5100は、液晶にドットマトリックスを採用し、アルファベットも綺麗に表示できるものだった。どうして黄色い液晶を採用しているのかは定かではないが、この当時の電卓にはたまに採用されていたようである。

61関数、4BitのCPU、動作速度も早くないだろうが、もしネットのオークションで見つけたらGETしたい一品である。

関数電卓と私

私が通っていた小学校の校門の目の前に「一貫堂書店」という小さな本屋さんがあった。学校で使う文房具類や書籍はいつもここで買っていた。

小学校六年生頃のことだっただろうか、どんな書籍棚だったかはもう記憶にないが、私がコンピュータにのめり込むきっかけとなった本に出会う。

『マイコン宇宙講座(中野主一氏著)』

マイコン宇宙講座表紙

この本を知っている方は沢山居るでしょう。かなり有名な本だと思います。

小学生の私には見つけて直ぐに買う事が出来ない値段でした。
この本が売れてしまわないか、かなり長い期間立ち読みして見張っていた記憶があります(笑)。
中学生になって小遣いがUPしてやっと手にした本です。

内容は専門的ではありますが、図や写真がふんだんに使われており、今となっては非常に理解しやすい本だと思います。でも、三角関数で表現された数式、ルートや対数など、中学に入学したばかりの私にはチンプンカンプンでした(笑)。

また、この本は当時NECから発売されていたPC-8001というマイコン上で動かすように、N88-Basicという言語でプログラムが紹介されていました。
(画像はPC-8001。ネットから拝借しましたw)

PC-8001

NEC PC-8001

PC-8001は当時でも定価168,000円と、中学生の私にとっては高額すぎて夢のまた夢でした。

毎日のようにこの本を読んで、いつかNEC PC-8001を手に入れようと思っていましたね(笑)。

本に書かれてある数式の意味もわからなかったですが、なんとなくsin()やcos()なんて記号?を見ていると、なんか立派な技術者のような気分になったものです(笑)。

何とかして本に書かれている数式を自分なりに扱ってみたくなり、電気専門の父の部屋を探していると、Casioのfx-310という関数電卓を見つけました。

casio_fx310

CASIO fx-310

これが、私が一番最初に出会った関数電卓です。

Casio fx-310を(これも大した意味もわからず)触っていると、こんな小さな機械なのにとても壮大なことが出来るのではないか?と夢見たものです。それから30年近くが過ぎました。最近また関数電卓の魅力に取り付かれ、最新の機種からヴィンテージ物まで、少しずつ集めることが趣味となり、このブログでも少しずつ紹介していきたいと思います。